この本は書き順の参考書としては秀逸だと思います。 収録文字数が多く、ひらがなやアルファベットの書き順まで収録されています。 漢字辞典ではないので、意味や読みなどの説明がありませんので、きれいに文字を書きたい人や正確な書き順を覚えたい人にお勧めです。 毛筆、ペンでの書き方もわかりやすいので、幅広い用途に使えると思います。書体によって書き順が違うことも学べます。 常用漢字を含む2914字に、ペン字による楷・行・草の筆順、書写体を含む「楷書の字体一覧」などが収録されています。 楷書・行書を美しく書くためのポイントや、冠婚葬祭などの表書き、苗字、都道府県名、手紙用語など、そのまま役に立つ付録も多数収録されています。 目次 まえがき 第一　筆順と字体・書体などの知識 一　筆順と字体・書体などの用語について 二　きまった筆順がなぜ必要か 三　筆順は合理的にできている 四　筆順指導の必要性 五　楷・行・草の筆順に対する正しい認識 六　筆順は必ずしも一つとは限らない 七　筆順はやはり変わるか 八　楷書の筆順 （一）筆順についての基本的な考え方 （ニ）漢字構成の基本となる部分の筆順 （三）まちがえやすい筆順の漢字一覧 九　行・草書の筆順 第二　楷・行・草（三体）筆順一覧 一　一般編（よく使われる漢字の筆順） 二　特殊編 （一）筆順のわかりにくい旧字体や特殊な漢字の筆順鄭 （ニ）活字だけでの旧字体の筆順 第三　楷・行・草（三体）一覧 第四　楷書の字体一覧 第五　許容される字形一覧 第六　美しく書くためのポイント （応用編〉 ◇冠婚葬祭などの表書き ◇封筒・はがきの表書き ◇都道府県名など ◇苗　字 ◇手紙用語 付　録 ●ひらがな・カタカナ・ローマ字の筆順 画数引き漢字索引 サンプル